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Reloop 「RHPシリーズ」比較

Reloop - RHPシリーズ比較

発売開始以来好評をいただいているヘッドフォン、Reloop RHPシリーズですが、すでに多くのニュースサイトなどで取り上げていただいているように、各モデルとも音質はもちろん、それぞれ個性的な特徴を持っています。

サウンドのキャラクターやクオリティ、本体の可動部などについてはネット上でもいろいろな意見をみることができるので、今回はこれまであまり取り上げられていないRHPシリーズの特徴について触れてみたいと思います。

ヘッドフォンの質はケーブルで向上する

実はあまり知られていないようですが、ケーブルやジャックの質によってヘッドフォンの音質は大きく左右されます。また、ケーブル自体の長さによってもロスが発生するので、長過ぎるケーブルを切って詰めたり、高品位のジャックに変更したりというカスタムを行う人も稀に見かけます。

リプレイス可能なケーブル

▶ リプレイス可能なケーブル

ただし、このような改造を行った場合、ほぼすべてのメーカーでサポート対象外となってしまい自己責任のリスクが伴いますし、専門的な知識や工具も必要となるため、ヘッドフォンの改造は一般的とは言えないと思います。

ReloopRHP-20RHP-10は初めからリプレイス可能なケーブルを採用しているため、市販のハイグレードケーブルや、自作ケーブルなども試しやすいようにできています。

RHP-20

RHP-20のケーブルはmini-XLRプラグからステレオ・フォンプラグのケーブルを採用しています。ヘッドフォンへの装着はまっすぐ差し込むだけで、カチッと音がしてロックされます。取り外しはジャック部分のボタンを押しながらでないと行えないので、急なアクシデントでケーブルが強く引っ張られることがあっても簡単には外れないようにできています。

RHP20 ロックされ急なアクシデントでも外れない

また、mini-XLRプラグは構造上ステレオ・ミニプラグに比べて接点のガリやノイズが出にくいようになっています。最上級モデルに相応しいケーブルですね。

RHP-10

接続後右に約90度回すことでロック

RHP-10のケーブルはステレオ・ミニプラグからステレオ・フォンプラグで、RHP-20よりも一般的なケーブルを採用しています。付属のケーブルはヘッドフォン側のプラグ部分に2カ所の突起があり、接続後右に約90度回すことでロックされます。細かいことですが、現場での使用を考慮した仕様と言えますね。

RHP-10のケーブルを市販のものにリプレイスする場合、注意すべき点があります。

本体にケーブルを接続する際、標準付属のケーブルのロック構造の都合上、ステレオ・ミニジャックが少しだけ奥まっています。この点から、ステレオ・ミニプラグのカバー部分(手で持って抜き差しする部分)は10mm以内の太さのものを使用する必要があります。

市販のものにリプレイスする場合は注意!

画像では市販されている一般的なプラグを接続してみましたが、ステレオ・ミニプラグで10mm以上の太さというのはそうそうなさそうかもしれません。もちろん市販のケーブルを使用する場合はロックされないのでケーブルの脱落にご注意ください。

RHP-5

スマートフォン用フォン・コントローラ装備

RHP-5はケーブルのリプレイスには対応していませんが、iPhoneやBlackBerryなどのスマートフォンで使用するためのフォン・コントローラを装備しています。マイク、ボリュームスライダー、電話着信時の応答と終了が可能で、背面に360度回転可能なシャツクリップがついているので取り付け場所の自由度も高いです。

RHPシリーズのイヤーパッド

ヘッドフォンのヘッドバンドとイヤーパッドは着け心地に直接影響する大事な部分だと思いますが、RHPシリーズはそれぞれ異なるコンセプトでデザインと快適性を両立しています。

RHP-20 長時間着用にもストレスがないイヤーパッド

RHP-20はシリーズ最上位機種だけに、一見して高級感や存在感が漂ってきます。硬すぎず柔らかすぎず、まるで低反発素材のように耳の周囲にフィットし、外部からの遮音性もシリーズで最も高いです。

実際に着用してみると270gという重さを意識することなく長時間着用にもストレスがないのはヘッドバンド裏のクッションとイヤーパッドが絶妙に配置しているからでしょうか。着けたときの締め付けがキツく感じる場合はヘッドバンドの長さをなるべく短く調整すると良いと思います。

RHP-10 デザインと性能を両立

RHP-10はシリーズ3機種中最もデザインと性能を両立しているモデルと言えると思います。豊富なカラーバリエーションと、RHP-20ゆずりの高中低域の分離感、このモデルならではのカスタマイズについては後述します。

RHP-5圧迫感をほぼ感じないしっかりした作り

RHP-5はReloop RHPシリーズのエントリーモデルで、どちらかというとファッション性が高いヘッドフォンで、上位2機種がクラブでのプレイも視野に入れて大きめのイヤーパッドを採用しているのに対して、小柄なイヤーパッドを採用しています。豊富なカラーバリエーションとも相まって、主張し過ぎない中でも際立つデザインに仕上がっています。

RHP-5のイヤーパッドは、小さいながらもRHP-20のレプリカのような質感を持っていて、オンイヤー方式ながら圧迫感をほぼ感じません。エントリーモデルとはいえReloopらしいしっかりした音の分離感を持っていて、通学や通勤で手軽に良い音を持ち出すのにもこれ以上ないほどのベストマッチ。女性の方にもオススメです。

RHP-10 vs 遊び心

RHP-10には豊富なカラーバリエーションが用意されていますが、もうひとつ他の2機種にはない特典が用意されています。

RHP-10 2種類のイヤーパッド

RHP-10の出荷時はオンイヤー・タイプのイヤーパッドが装着されていますが、使用スタイルや好みでオーバーイヤー・タイプのイヤーパッドに変更することができます。

交換方法はイヤーパッドの内側から外に押し出すようにすると、簡単に外れます(左図)。

着けるときは交換パッドを本体側の溝に沿ってスルスルと元通りに組み直すだけで、馴れると30秒もかからないと思います。

RHP-10 イヤーパッド

イヤーパッドが交換できる、交換パッドが1セットついてくる…ということは!

RHP-10 Solid ChromeにPurple Milkのオーバーイヤー・タイプのイヤーパッドを装着

RHP-10 Solid ChromeにPurple Milkのオーバーイヤー・タイプのイヤーパッドを着けてみました。すごく好み! カッコイイ! 世界にひとつのRHP-10ができてしまいました!!

個人的に自分だけのカスタムや気分でパーツを交換できるものが好きなので、RHP-10のパッド交換できるという点は好感度が急上昇です。友達と色違いのRHP-10を買ってイヤーパッドを交換するというのはどうでしょう?

むしろイヤーパッドのカラーバリエーションだけオプションで購入したい勢いですが…どう思いますか?

ヘッドフォンを育てよう!

RHPシリーズやパワード・スピーカーライン、WAVEシリーズにも言えることですが、ヘッドフォンやスピーカーなどの再生装置は、エイジングといわれる、言わば馴らしのようなものがあります。

ヘッドフォンもスピーカーも言ってしまえば空気を振動させて音を伝えるものなので、本体の中で動く部分があります。スピーカーのコーンが低音に合わせて「ドン!ドン!」と動いているところを見たことがある人もいるのではないでしょうか?

ヘッドフォンも同様で、内部の振動部が馴れてくるまでは本来の性能を発揮できません。このような理由で初めて箱から出してRHPシリーズでお気に入りのトラックを再生してみたら、高音が耳に痛かったり低音が思ったほど出なかったりということがあるかもしれません。

このような症状は日々使っていく中で少しずつ本来の性能を発揮し始めるようになります。特に使用開始後はジャンルに偏りなくいろんなサウンドを聴くようにしてあげると良いかもしれません。

エイジング方法は専用の音源やホワイトノイズを使う、クラシック音楽は帯域が広いので向いているなどなど諸説云々ですが、興味がある人は「エイジング』や「エージング』で検索してみるとおもしろいと思います!


投稿者:Support I

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