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音楽的なスピーカーとは?

音楽的なスピーカーとは?

前回、「WAVEシリーズを相棒に多くの感動を!」というタイトルで、WAVEシリーズの魅力をご紹介しました。このWAVEシリーズ、音という目に見えないものを扱っていながら、目に見えて細かな配慮が行われていて、とても使いやすいんです! WAVEシリーズの魅力については、ぜひ「WAVEシリーズを相棒に多くの感動を!」も併せてご一読ください。

日本国内販売日が11/22に迫り、期待も高まっているWAVEシリーズ。今回は、WAVE 8をSupport Uが実際に使ってみました。WAVEシリーズの音質については、「WAVEシリーズを相棒に多くの感動を!」をご一読いただくとして、WAVEシリーズはその他の様々な点でも細かな配慮が行われており、とても音楽的なスピーカーと感じました。

では、どのあたりが音楽的なのか、じっくりご紹介します!

どの点が使いやすいのか?

スピーカーicon

モニター・スピーカーを使用する際、一番扱う機能として、ボリューム・コントロールが挙がるかと思います。ミックス・ダウンの際などは、音量を大きくしたり、極端に小さくしても、出音の印象が変わらないなどの確認は必要です! なぜ必要かといいますと、今の時代、オーディオ環境が整った状態で、音楽を聴く方は少ないかと思います。コンピュータの内蔵スピーカーで音楽を聴く方もいらっしゃいますよね。

このようにミックス・ダウンとは、オーディオ環境が整っていないどのような状態であっても、楽曲が持つ魅力を損なうことなく、いい音質で聴こえるようにする作業でもあります。

少し前置きが長くなってしまいましたが、一番操作するボリューム・コントロール。手元にコントローラがない環境だと、スピーカーの裏側に回り、操作する必要がありました。ほとんどのスピーカーのボリューム・コントローラは、スピーカー背面に搭載されているためです。

手元で簡単にボリューム・コントロール!

EXTERNAL WAVE CONTROLLER

▶ EXTERNAL WAVE CONTROLLER

しかし、WAVEシリーズには、EXTERNAL WAVE CONTROLLERがあります! 便利なんだろうなっと予想はしていましたが、実際に使ってみると本当に便利! やはり、手元でボリューム・コントロールができるのは本当にいいです。MUTEボタンも、スピーカー自体を消音するので、どのような入力ソースだとしても、確実にミュートが可能です。

WAVE 8のように、ラージスピーカーの場合ですと、最適なリスニングポイントはスピーカーから離れた場所にあるのですが、EXTERNAL WAVE CONTROLLERコードの長さが3m以上あるため、リスニングポイントから一歩も動かずに、ボリューム・コントロール、ミュート、入力ソースの切り替えができます。

今回は、WAVE 8にフォンジャックと、RCAピンジャックを接続してみました。音源は、フォンジャックにPCと接続しているオーディオ・インターフェイスを、RCAピンジャックにはターンテーブルを接続しました。

WAVE正面画像

▶ 入力ソースを一目で確認!

EXTERNAL WAVE CONTROLLERのInputボタンを押し、入力ソースをJACKに設定すると、PCで操作しているDAWソフトウェアの出音が鳴ります。レコードを聴きたくなったら、EXTERNAL WAVE CONTROLLERのInputボタンを押し、入力をRCAに切り替えるだけ! 即座にレコードの出音が流れてきました。入力ソースはスピーカー本体のLEDで確認できます。目で確認できるため、入力ソースの切り替え間違いなどもありません。

音楽作りは瞬発力が大切と言われています。作曲アイディアをひらめいたとき、あの曲のドラムブレイクをサンプルとして使用したいとき、アイディアが消えないうちに、即座に作業を行いたいですよね。それなのに、機材の配線を変更する必要があり、裏手に回ってケーブルをつなげ直している間に、アイディアの新鮮さが失われる、またはアイディアが頭の中から消えてしまいます。

ここまでご紹介したボリューム・コントロールや入力ソースの切り替えは、ミキサーやオーディオ・セレクターといった設備が整っている環境ですと、EXTERNAL WAVE CONTROLLERは不要といえます。

ただ、近年はDAW内で完結する方がとても増えています。あえてハードウェア機器の設備を導入せずとも、WAVEシリーズをご購入いただければ、EXTERNAL WAVE CONTROLLERがついてくるので、とても助かりますね!

EXTERNAL WAVE CONTROLLER、つまりWAVEシリーズは、こういった点から、音楽作りの相棒となりえます。

WAVE 8でミックス・ダウン!

スピーカーicon

せっかくの機会ですので、過去にミックス・ダウンを行った楽曲を、WAVE 8を使用してミックス・ダウンをやり直してみました・・・と、その前に、初めて使用するスピーカーでミックス・ダウンを行うため、リファレンスCDで出音の確認を行いました。

リファレンスCDとは、初めて作業する環境で、自分が持ち込んだCDを再生し、自分が普段聴きなれている出音が周りの環境により、どのように変化するかを確認するためのCDです。基本的には、どのような楽曲ジャンルのCDでも大丈夫ですが、その楽曲の出音を完璧に把握しておく必要があります。

出音の印象として、前回の記事でもご紹介しましたが、音がパキッとしていて、上下左右の定位がとても分かりやすい! ラージスピーカーの迫力を兼ね備えつつ、定位を判断できるため、テンションを上げた状態のままミックス・ダウンを行えました。

空間作りに一役買う

WAVE 8 - トップ

▶ WAVE 8 – トップ

音楽作りにおいて、気持ちの面もすごく重要です。そのためSupport Uはミックス・ダウンの際、照明を暗めにして、集中できる空間を作ります。そうすると、WAVE 8の上部にあるReloopロゴが、ほんのり緑に光ります。あくまで、ほんのり光っているだけなので、集中力が削がれません。クリエイティブな空間作りに一役買ってくれています!

部屋を真っ暗にして、キャンドルを炊いてミックス・ダウンを行うアーティストの方もいらっしゃるので、空間作りは本当に大切です。

ブレない音量バランス

さて、ミックス・ダウンの作業も終わりに近づいてきたところで、EXTERNAL WAVE CONTROLLERで音量を小さくして、全体のバランスをチェックしました。音量を絞っても、あまり印象は変わりません。

スピーカーによっては、音量を絞ると、出音の印象が変わってしまうものもあり、ミックス・ダウンに迷いが生じてしまいます。ミックス・ダウンを行う際のモニター・スピーカーは、コンパスのような存在でなければいけません。コンパスで方角がしっかり判断できれば、どんな海でも迷いません。

この様々な音量でバランスを確認する際に、EXTERNAL WAVE CONTROLLERが活躍してくれたことは、予想できますよね(笑)。ちょうど手のひらサイズで収まるため、とてもコントロールしやすいです。

機材の個性とは

スピーカーicon

テンションが高い状態のまま、ミックス・ダウンを終えることができました。やはり、モニター・スピーカーを変えると、完成音源も変わってきます。WAVE 8はクリアにモニタリングできる分、不要な周波数をカットすることができ、スッキリとした音源に仕上げることができました!

一通り使用してみての率直な感想は、とても使いやすいこと! これからのモニター・スピーカーは、音が良いのは当たり前で、さらにプラスアルファを求められる気がします。機材もどんどん進化して、他の製品とは圧倒的に異なる個性を持ち合わせていないと、生き残っていけないでしょう。その中でWAVEシリーズは、ユーザー視点に立ち、使いやすさという個性を打ち出してきました。