【連載】Mixcraft 6で音と映像をミックスVol.34!

Mixcraft Pro 6で映像をミックス ヘッダー

(2014/04/18)

映像編に突入してはや3回目になる本連載。

今回は

  • テキストの追加方法
  • ビデオ・クリップ、テキスト・クリップを使ったスライド・ショーの作成方法をお送りしたいと思います。

前回は、動画にエフェクトをかけたところで、終わりました。少しおさらいしてみましょう。


ビデオ・トラックの利点を考えてみる

Mixcraftでは、オートメーション・レーンにオートメーションを書くことで、動画にエフェクトを書くことができましたね。

エフェクトオートメーション

また、ビデオ・トラックはオーディオ・トラックやバーチャル・インストゥルメント・トラックと同じ画面で表示されています。

ビデオ・トラック

ということは、楽曲のキメ部分や特徴的なフレーズを目で確認でき、それらに合わせてビデオ・エフェクトのかかり具合を合わせられますね。

また、グリッドのスナップ設定は、ビデオ・トラックのオートメーションにも適用されます。

そのため、ビデオ・エフェクトのかかり具合を、楽曲の展開にピタッと合わせることができます。

スリップ

静止画ファイルの調達について

Mixcraft映像編 Part 1で作成したイメージ・ビデオについて、「あの桜の写真は実際に撮影したものですか?」とお問い合わせがありました。
あれらの写真は、実は著作権フリーの写真をダウンロードしたものです。

みなさん、「映像を作ろう!」と思い立ったとき、ネックになってくるのが「映像素材の調達」かと思います。
映像を1から作るのは大変なので、できれば映像素材を組み合わせたり、エフェクトをかけたりして、簡単に、なおかつかっこいいものが作りたいですよね。

Part 1で使用した桜の静止画ファイルは、写真ACというサイトからダウンロードしたものです。

写真AC

写真ACの利点は、人物、生き物、植物、町並みといった様々な写真を無料で利用できるところです。

また、商用利用も可能でクレジット表記も不要ときています。

つまり、「広告なんかにも使っていいし、(写真ACの写真を使っています)といった表示も書かなくていいよ」っていうことです。

※2014年4月18日現在。詳細は、写真ACウェブページにてご確認ください。

「写真が切り替わるようなイメージ・ビデオを作りたい」といった際は、参考にしてみてください。

映像にテキストを追加する!

次に、Mixcraftのビデオ編集機能の特徴の「テキスト」について解説します。
このテキストを使えば、ビデオ・ファイルにタイトルや歌詞、クレジットなどを追加できます。

テキストの追加方法は非常に簡単!
ビデオ・メニューから「テキストを追加する」をクリックすると、

テキストを追加する

テキストの編集ウィンドウが表示されます。

img_fun_mc6_mix_vol34_5.jpg

テキストの設定は、このテキストの編集ウィンドウで行います。

今回は「結婚式のスライド・ショーを作成する」という設定で、スライド・ショーにテキストをつけてみましょう!

Mixcraftで結婚式のスライド・ショーを作るとしたら

今回作成したスライド・ショーで使用したタブは、不透明度タブとフェードタブです。

不透明度タブでは、テキストの色や透明度、背景色などを設定します。

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続いてフェードタブですが、テキスト・クリップのフェードイン、フェードアウトを有効にしたり、フェードの長さの設定を行います。

ちなみに1000ミリ秒=1秒です。

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そして、テキストの編集の画面左側は、どのタブを選択しても同じ画面が表示されます。

ここで、実際にテキストの入力や、フォントなどが設定可能です。

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先ほど、テキスト・クリップという言葉を使いましたが、テキストの編集ウィンドウで作成したテキストは、サブ・トラックにテキスト・クリップとして表示されます。

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このテキスト・クリップとビデオ・クリップの並べる順番を調整したり、各クリップの長さを調整したりして、スライド・ショーを作成していきます。
なお、クリップの長さ調整は、クリップの端にマウスのカーソルを合わせて、左右にドラッグするだけです。

今回のまとめ

それでは、完成したスライド・ショーをご覧ください。

こういった結婚式のスライド・ショーも、Mixcraftにかかればあっという間です。
もちろんBGMも、Mixcraftのライブラリーから作曲しました。
ビデオも作って、そのBGMも作曲したとなれば、気持ちのこもったビデオになりそうですね。
みなさんも、是非チャレンジしてみてください。

次回は、このテキストに動きをつけてみましょう!

それでは!